山 行 報 告
2012/5/13   高尾山〜陣馬山         メンバ:根来、池勝(OB)  記録:根来 


富士山 新緑の中を シャクナゲ ヒメハギ チゴユリ
ホウチャクソウ アマドコロ オオバウマノスズクサ キンラン ジュウニヒトエ
ヒトリシズカ ツボスミレ ツルカノコソウ ミヤマキケマン カキドオシ



【コースタイム】

清滝8:00=(ケーブル)=高尾山駅8:10…8:35頂上8:37…城山9:45…10:20景信山10:28…堂所山11:27…明王峠11:53…12:43陣馬山13:20…14:25陣馬高原下バス停14:40=(バス)=15:30高尾山駅


【記 録】

 池勝さんは予定時間より早く着いたので、歩きで登り頂上見晴台で待ち合わせる。高尾山駅から舗装道路を歩き薬王院をチラ見して頂上に到着。しばし旧交を温めた後おもむろに出発。

 お花探しなのでキョロキョロするが、時期的に遅いのかあまり見当たらない。さすがに高尾山だけあって子連れや中高年のグループ、トレランが多い。 道脇で年配グループが何かを見ているので、つられて見るとなんだか見たことのない花が木に巻きついたツルに咲いている。

 ちょっと見カンアオイみたいな花形だがツル植物なので違う。正面からだけ写真を撮ったが、帰って調べて正体が判ってから「横からも撮れば良かった。」と反省しきり。サキソフォン形をして実に妙な形である。名は「オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)」である。

 小仏峠を越えて暫く行くと登山道脇にキンランが咲いていた。昔は裏丹の神ノ川ヒュッテ付近でも咲いていたが、今は盗採されてほとんど見かけない。もう少し登った左奥の方に群生と言ってよいくらいに沢山キンランが咲いていた。盗採されないために、誰も気づかないように祈るばかりである。

 景信山の手前は伐採されて明るくなっており、イカリソウやジュウニヒトエがあちこちに咲いていた。小屋では多くの客が名物の山菜天ぷらを食し、小屋の外れからは埼玉アリーナ、東京スカイツリー、横浜のランドマークタワーが遠望できた。

 「山登りに来たのだから…」と老骨に鞭打って、敢て巻き道を回避して登る。堂所山にも立ち寄り眺望を楽しむ。雲取山が見えるとの事だが同定できない。

 陣馬山でノンビリ昼食タイムを摂る。少し戻って栃谷尾根を下る予定ではあったが、急遽変更して陣馬高原下に下ることに変更。和田峠からは舗装道路を40分ほどでバス停に到着。高尾駅北口までのバス旅行?とあいなった。